「明かりの灯っている我が家」母親は家にいて欲しい!と思っていた幼少期


リリィの思いとして、今日は少し昔話をしてみましょう。
 

鍵っ子だった幼少期

私の両親は自営の仕事をしており、駅前に事務所がありました。

それで、母はそこの経営や経理を担当しながら父の仕事を手伝っていたので、
いつも忙しく、
私は小さい頃から「かぎっ子」でした。

当時は学童保育とかあるわけでもなく、
かといって子供が一人で留守番をしていて不安があるというような物騒さもなかったので、
特別に不安だ心配だということもなかったのです。

私は小学校が終わると家に帰り、鍵を開けて一人遊びをしたり、
たまには鍵をかけて友達の家に遊びに行ったりしていました。

姉がいたのですが、高学年ともなると夕方まで誰も帰って来ないのです。
 

そのためか、私は小さい頃から年齢の割にしっかりしていて、
母親にも「あんたがしっかりしているから助かるわ」とよく言われたものです。

でも、今思うと、やっぱり淋しかったんですよね。
 

そんな折、テレビドラマの何気ない1シーンで、
子供が「ただいま~!」と家に帰り、
お母さんが「お帰り~!疲れたでしょ。お腹空いた?」と待っていてくれ、
子供が「今日はね、こんなことあってね・・・」としゃべり出す。

そんな何気ない1シーンを見たときに、
なんだか涙が出てしまい、心底「羨ましい」と思ったのです。
 

家に明かりが灯る頃・・・

大きくなってからも、私の鍵っ子生活は変わらず、
逆に成長した分、父母の帰宅時間もどんどん遅くなります。
 

夕方、バスを降りて暗い夜道を歩きながら、
それでもそれぞれの家に灯っている明かりを頼りに家に帰るのですが・・・

家に着くと、もちろん誰もいないのだから、家の電気は消えています。

それを私が鍵を開けて、誰もいない家に入って、無言のまま電気をつけて、
ストーブをつけて、テレビをつけて、そして家族の帰りを待つのです。
 

暗い夜道で見ていたそれぞれの家には、明かりが灯って、
優しいお母さんがいて、美味しい夕飯も並んでいたであろう同じ時間に、
私はこうして、誰もいない暗い家に帰るんだよな・・・と思うと、
やっぱりなんだかとても淋しい気持ちでした。

だから、たまに家の前まで来て、家に明かりが灯っていると、
「うそ?ママいるの?」と大喜び。

お母さんが家にいる。
もうそれだけで、その日学校で嫌だったことも吹き飛ぶほど
本当に嬉しかったのを覚えています。

今思えば、小さい頃の思い出で何が一番嬉しいこととして記憶に残っているかといえば・・・
それは、「明かりの灯っている我が家」を見たときだったと思うのです。
 

今しみじみ思うこと・・・

今は保育園も学童保育もあるし、防犯などの面からも、
子供が「鍵っ子」として1人で留守番をしているということは少ないのかもしれません。

でも、安全な場所に預けられてはいたとしても、
どこかで「お母さんがいない」という淋しさや不安は抱えていることでしょう。
 

私は、女性が仕事を持つのは大賛成です。
実際に自分も3人の子供を保育園や学童保育に預けながら、
ずっと仕事を続けてきました。

その頃はいい悪いという前に、もう必死だったのです。

でも、今、もう子育てもしなくていい世代になって、
あのとき、もしも自分が自宅にいてあげられたなら・・・と思うときも多々あります。
 

昔は、(働く=働きに出る)でしたが、
今は電話やFAXはおろか、インターネットネットがある時代。

同じ働く主婦を目指すにしても、自宅で働きながら、子供に「お帰り!」を言ってあげられる時代です。
 

働き方の選択肢が増えている今、あなたが家にいて仕事になるのなら、
それは子供の心の成長にとって、どれだけの安心になるかわかりません。
 

母の時代にインターネットがあったら・・・
私の時代にインターネットがもっと普及していたら・・・・

幼かった私も、私の子供たちも、
もう少し楽しく、不安のない毎日を明るく送れていたかも知れません。
 

「お母さんがいつでもお家にいて待っていてくれる」
その上で収入もあるのであれば、これに越したことはありません。


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